Manaのアンチエイジングノウハウ

アンチエイジングに関する情報をまとめて記録していきます。

より腸内環境に良いのはどっち?発酵食品vs食物繊維

こんにちは、Manaです。

発酵食品や食物繊維が健康に良いというのは何となく皆さんもご存知かと思います。

なぜこれらが健康に良いのかというと、腸内環境を整えてくれるからで、腸内環境は私たちの健康と密接に関わっています。

 

そこで、これら二つの中で「どちらがより効果的なのか」気になりませんか?

最新の研究(R)が、この疑問に答えてくれましたので紹介していきます。

 

研究の内容

36人の参加者を2つのグループに分け、一つは食物繊維が豊富な食事、もう一つは発酵食品を多く含む食事をそれぞれ10週間続けてもらいました。

その後の4週間は、参加者に好きな食事を続けてもらい、両期間の腸内環境や免疫反応について分析しました。

腸内環境を"より"整えるのはどちら?

食物繊維をたくさん摂ったグループでは、特定の酵素の機能は向上しましたが、腸内細菌の多様性には変化が見られませんでした。

これに対し、発酵食品を多く摂取したグループでは、腸内細菌の多様性が顕著に増加したのです。

免疫システムへの影響は?

また、免疫反応に関しては、食物繊維グループでは大きな変化は見られませんでしたが、発酵食品グループは炎症を示す指標が低下しました。

これは、発酵食品が炎症反応を抑制する効果を持っていることを示唆しています。

結局のところ、どっち?

研究チームによると、

ヨーグルトやケフィア、キムチなどの発酵食品を多く摂取することで、腸内の微生物の多様性が増し、より強い健康効果が得られることがわかりました。

一方で、短期間の食物繊維の増加だけでは、この多様性を高めるのには不十分です。

とのこと。

腸内の微生物の変化には時間がかかるため、長期的にかつ色々なものを取るのが大事って感じですね。

最後に

発酵食品と食物繊維がそれぞれ異なる影響をもたらすことが示されました。

発酵食品と食物繊維の両方をバランスよく摂取することの重要ですが、もし腸内フローラの多様性を高め、炎症反応を抑えたいなら、特に発酵食品の摂取を意識してみるのが良さそうです。