Manaのアンチエイジングノウハウ

アンチエイジングに関する情報をまとめて記録していきます。

シワが減る!と効果が実証されたこの美容成分はご存知?

こんにちは、Manaです。

美容に関する疑問や悩み、私たちが日常でよく抱えるものですよね。

前回はスキンケアの三大原則についてお話ししました。

 

で、今回フォーカスすすのは、年齢を重ねるごとに気になる「シワ」。

どうにかして自宅でケアできないものかと考えている方も多いはずです。

そこで今日は、シワ対策の救世主、ビタミンAに当ててみたいと思います。

 

ビタミンA: 肌の新陳代謝を促進

前回紹介したレチノールやトレチノインという成分はビタミンAの分類に入るものです。

このレチノールを用いた実験を紹介すると、

週に3回、0.4%レチノール配合クリームの使用が肌に顕著な変化をもたらしたことが明らかになりました。具体的には、クリームを使い始めたグループでは、使用しなかったグループと比較して、肌のコラーゲンとヒアルロン酸のレベルが顕著に向上しました。この結果、シワが目に見えて減少し、肌の質感も滑らかになったとのことです。しかし、このクリームの最初の使用から24時間以内には、肌の赤みや乾燥といった副作用が観察されました。

また、別の研究でも

紫外線による損傷を受けた肌を持つ30名の参加者に対し、0.1%レチノール含有クリームの効果を16週間にわたりテストしました。その結果、比較対象であるプラシーボを使用したグループと比べ、レチノールクリームを使用したグループでは肌の質が顕著に向上し、シワの見た目が大きく改善されたのです。さらに驚くべきことに、レチノールを使用した参加者の腕の皮膚の厚さは、なんと273%も増加していました。ただし、このクリームを使用した一部の参加者には、皮膚炎の副作用が発生したと報告されています。

 

トレチノインを対象とした研究では、

263人が0.05%トレチノインを含むクリームを試した結果、24週間後に紫外線による肌損傷が顕著に回復し、細かいしわや肌の質感が改善されたことがわかりました。対照的に、0.01%トレチノインクリームを使用した場合、顕著な肌の改善は確認されませんでした。しかし、一部の参加者には乾燥肌や肌の赤みといった副作用が報告されています。

 

どちらの実験もシワの減少が見られたとされており、やはりレチノールは肌のターンオーバーに作用する効果が大きいみたいです。

 

ただし、乾燥肌や肌の赤みなどといった副作用も確認されているため、その辺りには注意が必要そうです。

ターンオーバーを促す効果が大きいだけにその反動も大きいようですね。

なので、使う場合は少しずつ試しながら、安全に使用するようにしましょう。

最後に

レチノールやトレチノインといったビタミンA系の成分は、私たちの肌にとって強力な味方です。

しかし、副作用もあるため、使用する際は慎重に使う必要があります。

特にレチノールは、使用を始めたばかりの時は肌の反応を注意深く観察し、問題がなければ徐々に量を増やしていくことをおすすめします。

スキンケアはこの3つだけでOK!アメリカ皮膚科学会が提唱

こんにちは、Manaです。

今回はスキンケアに本当に必要なものは意外と少ない!ということについてお伝えしていきます。

高い化粧品や化粧水などにお金を払うよりも、薬局に売っているようなものでも全然十分です。

より美肌を目指している方はぜひご参考ください。

 

スキンケア哲学『シンプルイズベスト』

アメリカ皮膚科学会が提唱するスキンケアの哲学は、シンプルさに基づいています。

その核となるのは、アメリカ皮膚科学会とJCIが2012年に発表した論文です。

これらの研究を基に、スキンケアの三大原則をお伝えしていきます。

 

スキンケアの三大原則

  1. ワセリン:シンプルながらも効果的な保湿剤。風呂上りには欠かせません。
  2. 日焼け止め:紫外線は肌の大敵。日焼け止めは外出時の必需品です。
  3. レチノール:シワや細かな肌の悩みにアプローチする、少し強力な味方です。

この3つがあれば基本的に外側からのスキンケアは十分です。

 

では、以下で少し解説していきます。

保湿:ワセリンの魔法

まず、スキンケアで重要なのが保湿です。

特にお風呂上りにワセリンをたっぷりと肌に塗ることで、保湿の基本「水分を閉じ込める」を実践できます。

この簡単なステップだけで、肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした肌を保つことができるんです。

日焼け止め:毎日の必需品

紫外線から肌を守ることは、老化防止の第一歩です。

外出時には、日焼け止めを忘れずに必ずつけるようにしましょう。

日焼け止めはいろいろあるみたいですが、SPFが高く(30以上)で防水仕様のものが良いそうです。

また、2時間おきに塗り直すのがベストなので、真夏など日差しが強い時は必ずしましょう。

レチノール:週に1~2回の特別ケア

レチノールは、肌のターンオーバーを促進してくれる効果があります。

(どれくらい効果があるのかについては、次回記事で詳しく解説します)

年齢が若い人には不要かもしれませんが、少し小じわが気になり出したら使ってみるのも良いでしょう。

ただし、少し刺激が強いので、肌の状態を見ながら慎重に使用するようにしましょう。

最後に

スキンケアに本当に必要なものは意外と少ないです。

今回紹介した、日焼け止め、保湿剤、必要であればレチノールを使って肌のターンオーバーを促すぐらいが科学的にも十分なようです。

無駄な化粧品に高いお金を払うより、こういった基本的なものをしっかりと行い、あとは運動したり健康的な食事をしたりと体内から美肌につながる習慣を身につけると最強ですね!

カフェインの秘密: 効果を最大限に引き出し、失敗を避ける方法

こんにちは!Manaです。

私は毎日コーヒーを飲みますが、皆さんは飲まれますか?

コーヒーではなくても紅茶やお茶にもカフェインが含まれていますが、今回はそのカフェインに焦点を当てていきたいと思います。

カフェインと運動パフォーマンスの力

カフェインは、朝シャキッとするための目覚まし道具ではありません笑

 

カフェインは運動パフォーマンスを高める強力なツールであることがわかっています。

研究によると、カフェインは長時間の耐久運動から高強度トレーニング、短時間のスプリントまで、さまざまな形式の運動能力を大幅に向上させることが報告されています。

重量挙げや野球などのスポーツなど実に幅広い分野でメリットが確認されています。

最適なカフェインの量は約200ミリグラム、つまりコーヒー1杯半程度とされています。

 

カフェインと脳機能

カフェインが脳内のアデノシン受容体をブロックすることで、疲労を抑えるだけでなく、いくつかの認知機能へのメリットもあります。

例えば、パーキンソン病アルツハイマー病のリスクを低下させ、これらの病状の進行を遅らせる可能性が報告されています。

さらに、カフェインの摂取はうつ病のリスクを減少させ、脳卒中のリスクを下げることが示されており、その神経学的なメリットは凄まじいです。

カフェインと心機能

適度なコーヒー摂取は高血圧や心疾患のリスクを低下させることが示されています。

カフェインを取ることで血管収縮が起こりますが、同時に利尿作用によって相殺され、血圧がほどよく保たれます。

さらに、一般的な懸念に反して、カフェイン摂取は心房細動のリスクを増加させないことが示されていたりもします。

ただし、カフェインに敏感な人や心臓の不整脈を持つ人は、適度に摂取することが推奨されます。

 

さらなるカフェインのメリット

カフェインの素晴らしさは、身体的および認知的パフォーマンスを向上させるだけでなく、長期的な健康と寿命に貢献する点にあります。

例えば、

  • 全原因死亡率を低下
  • 肝がんや子宮がんなどの特定のがんのリスクを減少
  • 2型糖尿病や非アルコール性脂肪肝疾患に対する保護

といったように様々報告されています。

カフェインの正しく消費する

カフェインは確かに驚異ですが、賢く摂取することが重要です。

フィルターを使い添加物少なめで

コーヒーをフィルターで濾すようぬするとLDLコレステロールの増加を防げる可能性があるみたいです。

あとは、砂糖やクリームなどの添加物をできれば避けるようにしましょう。

睡眠への影響を考える

カフェインの睡眠への影響も考慮し、摂取する時間には気をつけましょう。

具体的には、5時間ごとにカフェインの影響は半減すると言われています。

なので、最低でも寝る10時間前までにはコーヒーを飲むのを止めるようにしましょう。

カフェインを避けるべき人々

妊娠を試みている人、妊娠中の人、カフェインの効果に特に敏感な人(例えば、動悸を経験している人)は、安全を確保するためにカフェインを完全に避けることが推奨されます。

 

まとめ

正しく使用すれば、カフェインは健康、活力、そして長寿を求める私たちの素晴らしい味方になり得ます。

ただし、適切に飲まないとむしろ逆効果になってしまうこともあるので、注意しましょう。

参照

Why You Are Using Caffeine Wrong - YouTube

プチ断食は健康に悪い!?反対派意見に対する肯定派の反論

前回の記事で紹介した『プチ断食は健康に悪い!?反対派の意見3つ』で紹介した反対派の意見に対して、肯定派として反論していこうと思います。

参考:プチ断食は健康に悪い!?反対派意見の3つの主張

反対派意見のおさらい

軽くおさらいしておくと、反対派意見としてはプチ断食は、

  • 空腹時間がメリットをもたらすのではなく、カロリー制限がメリットをもたらすのでは?
  • タンパク質摂取量が不足し、筋肉量の低下や死亡リスク低下メリットがなくなるのでは?
  • 朝食を退くことがほとんどだが、それはインスリン反応を悪化させ、夜遅くの食事は血糖値などの面で体に良くないのでは?

こんな感じです。

では、それぞれに反論していきます。

 

反論3つ

主に反論としては以下の3つです。

反論1:メリットがあるのは認めてる(&カロリー制限より楽)

反論2:タンパク質摂取量はプチ断食しなくても不足してる

反論3:参考にしてる研究対象が2型糖尿病患者である。

では、それぞれ解説していきます。

反論1:メリットがあるのは認めてる(&カロリー制限より楽)

まず『空腹時間がメリットをもたらすのではなく、カロリー制限がメリットをもたらすのでは?』という反対意見ですが、これはプチ断食のメリットがないと主張しているのではなく、空腹時間に由来するものかどうかという論点なだけです。

 

つまり、メリットはあるが他のカロリー摂取制限ダイエットと変わらないのでは?と。

 

個人的には、メリットがあるならそれで良いのでは?と思ってしまいます。

カロリー制限よりもラク

また、カロリー制限だと3回食べるうちの各食事で何か物足りなさを感じてしまい、なんとなく満腹感も得られづらいでしょう。

だって、10~15%ぐらい減らさないといけないのですから。

 

その分プチ断食では、1食抜くだけではあとは普通に食べてれば自然と総摂取カロリーが減り、各食事についても満足できます。

 

なので、メリットがあることは否定していないことと、カロリー制限よりもラクに摂取カロリーを削減できるということで、プチ断食はやはり優秀だなと思う次第です。

 

反論2:タンパク質摂取量はプチ断食しなくても不足してる

これは、タイトル通りです。

2020年の厚生労働省の統計によると、男性では全ての年代で、女性でも60~70代以外の年代では、たんぱく質が不足しているとなっています。(参照

この統計はもちろんプチ断食をしている人の数値ではなく、一般的な日本人の食事を対象としているため、まぁプチ断食してようがなかろうがタンパク質は不足していることがわかります。

みんなもっとタンパク質を取るべき

つまりプチ断食していなくても、健康のことを考えればもっとタンパク質をとった方が良いのです。

ただ、プチ断食していると食事の回数が減る分タンパク質の摂取が低くなりがちなため、そこは意識して取る必要はありそうです。

特に女性の場合、プチ断食でネガティブな影響を受けないためにも必須です。

>> 女性には危険!?プチ断食で注意しておくべきポイント5つ - Manaのアンチエイジングノウハウ

反論3:参考にしてる研究対象が2型糖尿病患者である。

最後の反論は、朝食を抜くことや夜遅くに食べることについてです。

紹介した動画内では朝食を抜くことでインスリン反応性が低下するみたいな話をしていました。

が、これは第二型糖尿病患者を対象にした研究で、第二型糖尿病の人はすでにインスリンの効きが悪いから糖尿病になっているという話で、それは、1日を通して安定的に糖質を摂る(=朝ごはんを食べる)方が、体への負担は少ないだろうと考えられます。

この研究を用いて、朝ごはんを抜くのがよくないというのは、腎臓に何かしら問題のある人を対象にして、プロテインを多く飲むと病気になるといっているようなものです。

健康的な普通の人がプロテインを1日2杯とか飲んだぐらいでは、何の問題もありません。(むしろたんぱく質不足にならないためにも必要ですらあるかも)

夜遅く食べることについて

夜遅くに食べることによる健康への悪影響ついては、それは間違いないでしょう。

ただし、それはその人のコントロールの問題で、逆にいうと断食を夜8時ぐらいから開始することでその後の夜食とか食べなくなる側面もあると思うので、それはその人次第かと思います。

最後に

今回はプチ断食反対派の意見に対する反論をしてみました。

まぁ私がプチ断食肯定派なので、かなり偏った見方でもあるかと思いますが、反対勢の意見は個人的に少し納得がいかないものも多かったです。

とはいえ、プチ断食の効果についてはまだまだ議論の余地があるようなので、プチ断食で良い効果を実感されている方は無理しない範囲で続けていただければなと思います。

私は、これからも続けていきます。

では、よきプチ断食ライフを〜

プチ断食は健康に悪い!?反対派意見の3つの主張

こんにちは、Manaです!

私は、このブログでプチ断食をおすすめしていて、自分自身も取り組んでいます。

特に実感しているのは、肌荒れが減ったのとお腹の調子が良くなったことで、個人的には今後も続けていきたいと考えています。

 

でも、実は「プチ断食は健康に悪い!」てな意見もあるようです。

と言う事で、今回はプチ断食反対派の意見を見ていきましょう。

 

以下の動画で紹介されていたプリ断食反対派の意見について紹介し、反論していきたいと思います。

Why Many People Are Abandoning Intermittent Fasting - YouTube

プチ断食の始まり

プチ断食の健康効果が騒がれ始めたのは初期のラットの研究では時間を区切って食事をすることで、体重減少や寿命延長が報告されました。

これは細胞がダメージを受けた部分を除去し、再び食事を取ることで若返るプロセス、オートファジーによるものだと言われています。

人でも当てはまる?

これが、人間にも当てはまるのでは?とされ人においても研究が進められ、人でも同様にアンチエイジング効果などがみられたことで一気に人気が出ました。

具体的には、他のダイエット方法よりも効果的に体重を減らし、空腹時血糖値を下げる可能性が示されました。

 

反対派意見1:他より優れているわけではない?

さらに詳しく調べてみると、伝統的なカロリー制限ダイエットと比べてプチ断食がさらなる利点があるわけではないようです。

2021年のコクランレビューなどの研究では、体脂肪の減少や代謝健康の改善において、プチ断食が有意な利点を持たないことが示されています。

医療界の著名人、ピーター・アティア博士も、プチ断食の利点と思われる体重減少やインスリン抵抗性の改善は、主にカロリー摂取量の減少によるものであると強調しています。

 

つまり、プチ断食による空腹時間が長いことで様々な健康効果があるというよりかはカロリーの摂取量が減っていることでそういったメリットがあるのでは?ということですね。

 

反対派意見2:リスクもある?

さらに、追加の利点がないだけでなく、プチ断食には特に筋肉量の維持に関してリスクがあります。

たんぱく質の摂取は、全死因死亡リスクを減らすために重要ですが、多くのプチ断食ダイエットは、1日あたりの体重1キログラムあたり1.6グラムの推奨たんぱく質摂取量に達していません。この不足は、筋肉の質と量を損なう可能性があります。

 

反対派意見3:食べる時間が好ましくない

さらに、プチ断食では、夜遅くに食事を取ることが好まれることが多いですが、夜遅くの食事が血糖値と全体の健康に悪影響を与えるという証拠に反しています。

朝食を抜くことがよくありますが、これは体脂肪率の増加やインスリン反応の悪化に関連していることから、この食事戦略の賢明さに疑問を投げかけています。

 

反対派意見まとめ

以上の反対派意見をまとめると、

  • 空腹時間がメリットをもたらすのではなく、カロリー制限がメリットをもたらすのでは?
  • タンパク質摂取量が不足し、筋肉量の低下や死亡リスク低下メリットがなくなるのでは?
  • 朝食を退くことがほとんどだが、それはインスリン反応を悪化させ、夜遅くの食事は血糖値などの面で体に良くないのでは?

こんな感じです。

 

最後に

まぁ、こう見るとプチ断食反対派の意見も的を得ているように思えますが、いくつか疑問が残ります。

反対派の意見への反論については、次回の記事でしようと思います。

個人的にはプチ断食肯定派なので、今プチ断食に取り組んでいる方は、引き続き注意しながら続けていただければなと思います。

では、よきプチ断食ライフを〜

次の記事:プチ断食は健康に悪い!?反対派意見に対する肯定派の反論

これは取り入れて!お肉の発がん物質を減らすためにできること3つ

こんにちは!Manaです。

 

最近お肉に含まれるAGEsの話をしていますが、これは老化や発癌リスクを上げるとされています。

そこでどうすれば発癌リスクを抑えつつ美味しくいただけるのかの方法について調査したので、シェアしたいと思います。

 

肉と発がんリスクの関係

まず、肉を食べることがなぜ発がんリスクを高めるのか、その理由を簡単に解説します。

主な原因は、肉を高温で調理することによって生じるヘテロサイクリックアミン(HCAs)と多環芳香族炭化水素(PAHs)という化学物質です。

これらは、DNAにダメージを与えることが知られています。

要は、肉を焼く温度と時間がポイントになり、高温で長時間調理すればするほど、これらの有害物質が増えてしまうわけです。

 

発がんリスクを下げる調理法3つ

しかし、安心してください。肉をまったく食べないわけにはいかない私たちにも、対策はあります。

 

スパイスとマリネで下ごしらえ

研究によると、特定のスパイスがこれらの発がん物質の生成を抑える効果があることがわかっています。

例えば、ミント、ターメリック、ニンニク、ローズマリー、オニオンパウダーなどは、HCAの発生を大幅に減らすことができます。

なので、調理前にこれらのスパイスを肉にもみ込んでおくと良いでしょう。

また、マリネも非常に効果的です。

特に、ビールやレモン汁を使用したマリネは、肉に含まれる発がん物質を減らすのに役立ちます。

ギネスなどの黒ビールを使ったマリネの場合、PAHの発生を54%も抑えてくれるというデータもあったりします。

>> これで安心!?お肉に含まれる老化物質AGEsを抑える方法

調理方法に工夫を

大まかなポイントとしては、長時間と高温を避けることになります。

なので、シンプルに高温長時間の調理は避け、中火で短時間焼くことが大切です。(できれば低温調理が良いです)

>> お肉の老化物質『AGEs』を避けたいなら低温調理を取り入れるべし!

また、肉を細かく切って調理時間を短くすることもおすすめです。

そして、もし焼きすぎてしまった場合は、炭化した部分を取り除くことは徹底しておきましょう。

 

発がんリスクを減らすものと一緒に摂る

肉だけではなく、食事に取り入れる野菜やフルーツも大切です。

ブルーベリー、ぶどう、リンゴ、キウイ、スイカ、チェリー、ホウレン草、パセリなどは、HCAとPAHの悪影響を減らす効果があります。(R)

特に、ブルーベリーとホウレン草を組み合わせると、健康に良いだけでなく、美味しく食事を楽しむことができます。

 

最後に

発がん物質があるからと、美味しい肉を食べないのはなかなかできません。

なので、今回紹介した対策をして発癌リスクを減らしつつ、美味しくお肉をいただくのが良さそうです。

ぜひできることから取り入れてみてください🍖

お肉の老化物質『AGEs』を避けたいなら〇〇調理を取り入れるべし!

こんにちは、Manaです!

今日は、私たちの健康に密接に関わるAGEsを避ける方法についてお話しします。

「AGEsって何?」と言う方は以下の記事をご覧ください。

>> お肉で老化!?美容と健康を守る食事の秘訣『AGEs』とは何か?

 

AGEsを抑える方法①については以前、こちらでお話ししてます。

>>これで安心!?お肉に含まれる老化物質AGEsを抑える方法

 

食事とAGEs:〇〇がカギ

このAGEsの摂取は、私たちが普段何を食べているかに大きく左右されます。

高脂肪や高タンパクの食品(つまりお肉類)はAGEsが豊富で、それを高温で調理するとさらにAGEsが増えてしまいます。

 

「じゃぁお肉は食べないほうがいいの?」と思うかもしれませんが、安心してください。

お肉は諦めなくても良いです!大切なのは、調理法に少し工夫を加えるだけでOKなんです。

その工夫とはズバリ『低温調理』です!

 

調理法を変えるだけで大きな違い

実際に、低温調理を用いた低AGEs食を1年間続けた人たちの研究があります。

ここでは、AGEsの発生を抑えるために低温調理が用いられていて、低AGEs食と一般的な食事を比較したわけです。

 

その結果は驚くべきもので、低AGEs食を摂ったグループは

  • 摂取カロリー減少
  • BMIや体重が減少
  • エストサイズも減少
  • 血中のインスリン値も大幅に改善

となっています。

つまり、フライやグリルといった高温調理ではなく、ボイルやシチュー、蒸し物などの低温調理を選ぶだけで、健康に大きなプラスをもたらすんです。

 

アレと掛け合わせれば最強では?

以前紹介した、お肉をマリネすることによってもAGEsを減らせます。

なので、マリネした後に低温調理したら、AGEsはほぼゼロになるのでは!?なんて勝手に思ってます笑

そういった研究は見つけられなかったので、真偽は不明ですが。徹底するならそれぐらいするのもありかもですね(味や料理を壊さない程度に)

 

最後に

話が専門的になりがちなAGEsですが、要は「食事の選び方一つで、私たちの健康は大きく変わる」ということ。

ステーキが好きだったとしても、たまにはビーフシチューを選んでみてはどうでしょうか?

 

できるだけ低温調理を取り入れて、ぜひヘルシーで美味しいお肉料理をお楽しみください〜🍖